加工手順
まずは、加工したい写真を配置しましょう。
色調補正をする
写真を青白く、薄暗い感じに補正しておきます。
霧ブラシの作成
今度は、霧を表現するためのブラシを作成していきます。今回は雲の写真を利用してブラシを作っていきます。雲の写真を用意したら色を白黒に変更します。
次に、適当なところで選択範囲を作成して切り抜きます。
そして、切り抜いた周りを消しゴムツールでぼかしていきます。
あとはこれをブラシに定義しておけば、いつでも霧ブラシとして使用することができます。
他にも煙のようなオブジェクトを作成しても霧っぽい雰囲気を表現することもできます。
レベル補正を使って霧を表現
ブラシを作らなくてもレベル補正を使って簡単にモヤっとした霧を作ることもできます。素材を用意したら「クイックマスクモードで編集」に切り替えます。そして、グラデーションツールで「描画色から透明に」を選択したら、適当な箇所をドラッグします。
クイックマスクモードを解除すると選択範囲が作成されます。
選択範囲が作成されている状態で新規調整レイヤーからレベル補正を開き、出力レベルの黒い三角マークを右側にスライドさせます。
これだけで霧がかった感じに仕上げることができます。あとは、全体的に青味を付け加えれば雰囲気が出てきます。
以上が、Photoshopを使って霧のかかったような写真加工をする方法となります。