Photoshopを使って、写真を合成して空の風景を差し替える方法を紹介します。元々の写真を違った雰囲気に変えたい場合などに使える簡単な加工方法となっています。
写真を合成する手順
まずは、元となる写真素材を用意しましょう。

次に、差し替えたい空の写真を元の写真の空の部分と重なるように配置します。

そして、差し替える空のレイヤーを複製します。複製したレイヤーを垂直方向へ反転させます。編集メニューから「変形」→「垂直方向に反転」で実行できます。

元画像と合成する
先程の2枚の空レイヤーをグループレイヤーに格納したら、このグループレイヤーは一旦非表示にしておきます。元画像を選択して「チャンネルパレット」を開きます。そして、レッドレイヤーのサムネイルをCtrlキーを押しながらクリックして選択範囲を作成します。

今度はレイヤーパレットに戻り、非表示にしておいたグループレイヤーを表示させて、レイヤーマスクをかけます。

元画像に馴染ませる
ここからは、元画像と空の写真を馴染ませていきます。垂直反転させた空レイヤーに「ぼかし」をかけていきます。フィルタから「ぼかし(ガウス)」を選択して様子を見ながら数値を調整して適用します。

さらに、同じくフィルタから「ぼかし(移動)」を選択して適用します。こちらも数値は様子を見ながらお好みで調整してください。

そして、グループレイヤーの描画モードを「オーバーレイ」に変更します。

これで、空の写真を合成することができました。あとは、お好みでコントラストなどを変えて色合いを調整したりするのもOKです。

以上が、Photoshopを使って空の写真を合成する方法となります。