WordPressにはテンプレート階層というルールがあります。これは、どのページでどのテンプレートファイルを使用するかが決められていて、それぞれのページに使用されるファイルの優先順位があります。このルールに基づいてWordPressはテンプレートファイルを探しにいき、ページを表示さています。それでは、いくつかテンプレート階層のルールを見ていきましょう。

テンプレートファイルの優先順位

各ページで使用されるテンプレートファイルの優先順位は以下の通りです。

トップページ1. home.php
2. index.php
カテゴリーページ1. category-[slug].php
2. category-[id].php
3. category.php
4. archive.php
5. index.php
タグページ1. tag-[slug].php
2. tag-[id].php
3. tag.php
4. archive.php
5. index.php
個別ページ1. single-[投稿タイプ].php
2. single.php
3. index.php
日付別ページ1. date.php
2. archive.php
3. index.php
検索結果ページ1. search.php
2. index.php
404ページ404.php
index.php

このように各ページで表示されるテンプレートファイルを探しにいきます。どのページも該当ファイルが存在しないときは、最終的にindex.phpを表示させています。要するに最低限index.phpがあれば、ページは表示されるということで、それぞれのテンプレートファイルを絶対に用意しなければならないというわけではありません。必要となるのは、ページのレイアウトやデザインを他ページと違うものにしたい場合があれば用意します。

一例ではありますが、以上がテンプレート階層に関するルールとなります。WordPressを利用する際にはこれらのルールを意識して構築してみると良いでしょう。

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