WordPressには、固定ページという機能が用意されています。固定ページとは、ブログのような日々更新されていくページとは異なり、プロフィールページなど常にサイト内に固定して設置させたいコンテンツに利用する機能になります。
固定ページのデフォルトとなるテンプレートファイルは「page.php」になりますが、場合によっては、他とは別のレイアウトでコンテンツを作成したいページもあります。そのようなときは、page.phpとは別に固定ページ用のテンプレートファイルを作れば、違うレイアウトで作成することができます。
それでは、テンプレートファイルの作成方法について見ていきましょう。

テンプレートファイルの作り方

まずは、ファイルを作成します。ファイル名は何でも構いませんが、何に使用するテンプレートなのかわかりやすい名前のほうが良いでしょう。例えば、サイトマップページ用のテンプレートであれば、「sitemap.php」といった感じで作成します。ファイルを作成したら、以下の一文をファイルの冒頭に記述します。

<?php
/* Template Name: sitemap */
?>

「/* Template Name: sitemap */」の記述があることで、WordPressは固定ページのテンプレートとして認識します。名前は任意に付けてください。
作成したテンプレートファイルを自身のテーマフォルダにアップロードしたら固定ページの編集画面を開いてみてください。すると「固定ページの属性」にある「テンプレート」から作成したテンプレートファイルを選択することができるようになります。

固定ページ用テンプレートファイルの使い方

このように固定ページ用のテンプレートファイルを作成することができるので、違うデザインでページを作りたいときなどには、自分で作ってみるのも良いかもしれません。

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